”地震予知”を行うための手段・方法として、あくまでも可能性のひとつ(否定できるものではないという意味)となるのが、「予知夢」「虫の知らせ」です。

他に「予知能力(未来のビジョンを見る力)」が地震予知を行える数少ない方法となるものと思われますが・・。”予知能力”に関しては、その仕組みを検証することすら出来ませんからね。現状は、あくまで「肯定も出来なければ、否定も出来ない要素」といった位置づけのもの。

ここでは「予知夢」と「虫の知らせ」だけを取り上げて、お話してみたいと思います。

”予知夢””虫の知らせ”は、特殊能力(超能力)ではない?!

実際、「予知能力を発揮したことがある」という人は、ほとんどいないものと思われますが・・。「予知夢らしきものを体験した」「虫の知らせと思える出来事を体験した」ことがある人は、案外、沢山存在するのではないでしょうか。

ただ、おそらくは、”予知夢””虫の知らせ”を継続的に体験している・・という方は、少なく、人生の中で数回程度(2.3回)体験したことがあるといった感じではないかと推察いたします。

実際、私自身も”予知夢&虫の知らせ”を過去に数回程度体験したことがあります。今でも、その時の内容・状況ははっきりと覚えているんですよね。

そんな自分自身の経験も踏まえ、自分なりの結論として見出したのが・・。

”予知夢””虫の知らせ”は、特殊能力(超能力)ではない。

ということです。

だからこそ、多くの人が人生数回程度、体験したことがあっても、なんら不思議なことではないのです。

”予知夢”も”虫の知らせ”も同じく「感覚の記憶的総合作用」によるもの。

それでは、具体的に”予知夢”や”虫の知らせ”というのは、どのような仕組みにより、生じる(発揮される)ものなのか・・その結論となるのが

  • 感覚(五感以外の感覚も含めて)の記憶的総合作用

によって、発揮される力(機能)ということです。

もう少し、詳しく言うと、自分が過去にすべての感覚(五感+α)を通じて、蓄積してきた記憶情報を無意識下にて、統合的に活用することにより、発揮する予知力なのです。

人は、過去の出来事を感覚(五感+α)を通じて、脳にすべての情報を蓄積しています。

思い出せない出来事も沢山あるものですよね。でも、そんな意識することが出来ない過去の記憶に関しても、脳の中には、しっかりとその時の情報が記憶されているものと言われています。

「忘れてしまった」という出来事は、記憶が消去されているのではなく、単に、記憶情報を引っ張り出すことが出来ていないだけなんですね。

ですから、脳には、人生すべての体験・記憶情報が蓄積されていると考えられるのです。

そんな過去の膨大なデーターを無意識下で活用。視覚・聴覚・臭覚・触覚などの様々な感覚情報と照らし合わせたときに、過去に体験したことがある状況を再び、これから未来に体験することになるのではないか?と脳が判断。

それを睡眠中に”夢”という形で未来の出来事として、感じるものが「予知夢」で、覚醒時に、突然、感覚的に思い出すかのように未来の出来事を予知する(感じる)のが「虫の知らせ」なのです。

”予知夢””虫の知らせ”は、過去に体験したことがある出来事・要素に関連したことしか、予知は出来ないもの。

ここで、”予知夢””虫の知らせ”の特徴として、推察できるのが、「予知夢や虫の知らせは、過去に体験したことがある出来事に関連したものしか、予知できない」ということです。

簡単に言うと、「大地震の予知」であれば、実際、過去に大地震を体験したことがある人でなければ、予知夢や虫の知らせとして、未来の大地震を予知することは出来ないのです。

ですから、日常的な出来事に関して、「予知夢を見た」「虫の知らせを感じた」という方は、多くいらっしゃるのではないかと思いますが、「大地震の予知夢を見た」という人は、まずいないと思われます。

だって、大地震は、少なくとも数百年単位で発生するもの。(同じ場所で)。23年前に兵庫県南部地震を体験したことがある人であっても、再び同じエリアでの大地震に遭遇する可能性はほぼ0と言えるもの。

ゆえに、活動周期が地球時間(数百年単位以上)となっている「地震活動(大規模地震)」や「噴火活動(大規模)」などに関しては、”予知夢””虫の知らせ”は働かないものと考えられるのです。

ただ、関東周辺などでは、中規模地震程度なら、わりと頻繁に発生しているもの。関東周辺に長い間、住んでいる方であれば、中規模地震に関する”予知夢”や”虫の知らせ”を体験するということは、あるかもしれませんね。

”予知夢””虫の知らせ”を発揮するためには、日常的に感覚(五感)を十分に活用している必要が!

”予知夢”や”虫の知らせ”を発揮するためには、単に「過去に体験したことがある」というだけでは、ダメなんですね。

”過去の体験”をしっかりと、様々な感覚(五感+α)で受け止める(多彩な感覚でそれぞれ沢山の情報を蓄積しておく)ことが必要となるのです。

  • 感覚(五感+α)を日常的にしっかり活用しているかどうか

がポイントとなるのです。

おそらく、これは私の経験的な想像となりますが・・。予知夢や虫の知らせは、幼少期(0~15歳程度)には、発揮されないものと考えています。それは、十分な体験を積み重ねていないからなんですね。

たぶん、予知夢・虫の知らせを多くの人が発揮しやすい時期となるのが、「15歳~30歳」の年齢・期間ではないかと推察しています。

基本的に、育つ環境によっても、大きな違いが生じるものではありますが、人は幼少期(0~15歳)は、感覚(五感など)を大いに活用した生活をしているものです。

そんな感覚(五感)をフルに活用した時期がいつまで続くのか・・・は、人それぞれで異なりますが、まあ、一般的には、社会人となると、多くの方が仕事に追われる日々となり、感覚(五感)をどんどん活かすことの無い生活となっていく傾向があるんですよね。

28歳を過ぎる頃から、仕事帰りの帰路もただただ足早に・・。感覚を発揮することが徐々に少なくなり(見ているようでも、実際には見ていないということも増えるもの)季節のちょっとした変化にすら気が付かなくなるものです。

そうなってくると、予知夢や虫の知らせに必要な「感覚の体験情報」が蓄積されなくなっていきますので、結果として、”30歳以上”となると、予知夢や虫の知らせを発揮することが出来なくなる・・・そんな人が多勢を占めるようになるのです。

ゆえに、予知夢や虫の知らせを経験しやすいのが”15歳~30歳”の期間となるわけです。

予知夢や虫の知らせを活用したいのであれば、まず日々五感を大いに活用する習慣を付けましょう。

予知夢や虫の知らせを発揮するための条件となるのが

  • 日ごろから五感を大いに活用していること。
  • 同じ地域・エリアに長く住んでいること。

などがあげられそうです。

「同じ地域・エリアで長く生活している」ということは、過去に体験した出来事(感覚)をフラッシュバックさせやすい(思い出しやすい)ことに繋がります。

引越しが多い人は、環境変化が繰り返させることになりますので、必然的に、”予知夢”や”虫の知らせ”を感じる可能性は低くなります。

また、なんといっても『日頃から、五感を大いに活用した生活をしている』ことが、予知夢&虫の知らせを感じる上で必須要素となるもの。

この時、ポイントとなるのは、「特定の感覚に偏らずに、なるべく多くの感覚を活用する」ということです。感覚の使い方も、”視覚にばかり偏向してしまっている”と他感覚(聴覚、触覚など)を上手く活用出来ていないことに繋がってしまいますからね。

ひとつの指標となるのが、「些細な季節変化を敏感に感じられるかどうか」ということ。

日常生活環境に存在する、ちょっとした季節変化要素を敏感に感じ取れるかどうかが、五感を十分に活用できているかどうかの目安となります。

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