富士火山帯周辺でのマグマ活動変動!【2020年6月22日】本日の地震活動傾向
昨日夕方頃に日本にて「部分日食」が観測される・・・はずだったのですが、多くの地域で雲の多い天気となり、関東周辺では太陽の姿を観測することはできませんでした。う~ん残念。
目次
本日2020年6月22日の地震活動傾向!
本日2020年6月22日は庚子年の「赤口」。そして「かにの日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
先週末(20日~21日)の地震活動状況
先週末の土曜日(20日)は高気圧環境下となったことから地震活動が表面化傾向にて推移。有感地震発生数もやや増加傾向となりました。
日曜日(21日)の夕方以降は高気圧が去り、代わりに梅雨前線の低気圧が活力増。「西日本~関東周辺」にかけて強い低気圧環境下へと移行することとなりました。
と・・同時に地震活動は減少傾向へと転じています。
そんな中、中規模地震としては下記のような動きが発生しています。
*6月21日13時56分 遠州灘 M4.3 震度1
*6月20日03時03分 長野県中部 M4.0 震度2
上記いずれも直接的な影響力が小さな動き。もちろん今後への影響もないものと判断しています。
本日(2020年6月22日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
今朝は強い低気圧が梅雨前線を伴って関東周辺へと接近。「西日本~東日本」では強い低気圧環境下となっています。
「地震抑制力」も生じているようで、「西日本~東日本」で地震活動は減少傾向(抑制傾向)となっています。
基本的に本日も地震活動に大きな変化・変動はないものと推測。あまり地震のことは気にすることなく過ごしておきたい一日に。
「抑制力」が存在する自然環境となっていることから、その反動として
*「北海道周辺」での地震活動
*「富士火山帯周辺」でのマグマ活動
が促進される可能性がありそうです。
「北海道周辺」では、梅雨前線の影響がないことから、その他地域での抑制の反動として地震活動が表面化傾向となるのではと考えています。
*揺れる程度の中規模地震
の可能性は念頭にしておきたいところ。太平洋プレートの動きに関連した地震活動が活発化。適度な地震エネルギーの発散が行われる流れとなりそうです。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、あらたな地震前兆と思える要素は感じられていません。現時点で大き目地震に繋がる可能性のある予兆などもありません。