戸建住宅の「機能性」「老朽化」「自然災害危険度」診断!

住宅診断

住宅診断

戸建住宅の「機能性」「耐久性」「老朽化状況」診断に加えて、各種自然現象(地震災害、水害、土砂災害、噴火など)による「災害危険度」診断を兼ね備えた、『住宅診断サービス』を開始いたしました。

今現在の住宅の「機能性」と土地環境の「特性」を知っておきましょう。

私は、一級建築士として、数多くの「住宅診断」を行ってきています。

「新築住宅」の完成状況・不具合の有無の診断は、もちろんのこと、「既存住宅」の機能性(機能的不具合の有無)・老朽化状況(構造的損傷など)などを調査しています。

そんな中、実感しているのが、案外多くの方が自分が住んでいる住宅の健康状態を把握していないということです。

また、25年以上にわたる、地震研究・・・地震活動&地震防災の専門家としての視点から、今、住んでいる「土地特性」「立地環境特性(自然環境)」を把握していない、意識したことがない・・という方も多いんですね。

豊かな自然環境である日本において、「自然と共生」していくことはとても大切な要素です。

「自然と上手に共生していくため」「安心して暮らしていくため」には

  • 住宅の健康状態(機能性・老朽化状況)
  • 土地&立地環境特性(自然災害の危険度)

を把握しておくことが、必須となるものと考えています。

そこで、従来、私が行っていた、「住宅診断(既存戸建住宅の機能性・老朽化)サービス」に、「各種自然現象の危険度診断(土地・立地特性)サービス」を付加した新たな住宅状況&土地環境診断サービスを始動いたしましたので、ご紹介させていただきます。

戸建住宅の「劣化状況」「土地環境」診断サービス

従来から行っております、通常の「戸建て住宅の機能性診断」に加え、「土地特性・立地環境特性診断」を兼ね備えたサービスとなっています。

戸建住宅の「劣化状況」診断の概要(調査要素)。

診断対象となるのは、現在、お住まいの「木造戸建住宅」となります。

1)住宅の「歪」状況の確認。

レーザー水準器

戸建住宅の中には、「歪」が生じている住宅が存在しています。その要因となるのが下記3要素です。

  • 施工時の施工不良(施工ミス)
  • 土地の隆起・沈下(地殻変動、水位変化、地震などによる影響)
  • 住宅(構造材)の傾斜・変形(地震振動、積雪、強風など)

上記要因による「住宅の歪」の有無を、「レーザー水準器」を用いて、確認いたします。

もちろん、居住されている状況ですので、「レーザー水準器による計測」が可能なお部屋・場所(廊下など)のみでの確認といたします。(計測できた情報を基に、歪状況を判断いたします。ゆえに、案件ごとに、精度差が生じますことは、ご了承いただければと思います。)

新築時の施工状態があまり思わしくないと、新築後「5年」を過ぎたあたりから、「住宅の歪」が明瞭となってくる傾向があります。

ゆえに、『建築後10年』時点で、一度はしっかりと住宅診断をしておくことがおすすめです。「外壁修繕」「住宅設備修繕(給排水など)」の必要性有無などの見極めをしておきたい時期ともなりますので。

2)住宅の「劣化状況」の確認。

原則、「目視」が可能な部位のみが対象となります。ゆえに、各住宅によって、「床下点検口の有無」「天井点検口の有無」など状況が異なりますので、チェック範囲は、現状に合わせて変化いたします。

主な調査対象となるのが下記要素です。

  • 基礎の劣化状況。(構造的なひび割れの有無など)
  • 外壁・軒裏の劣化状況。(メンテナンスが必要な状況かどうかの判断など)
  • 土台など木材の劣化状況。(床下点検口から目視できる範囲)
  • 屋根裏木材の劣化状況。(天井点検口から目視できる範囲)
  • 床材・壁材・天井材・柱・梁の劣化状況。
  • その他劣化状況。(気になる要素)

3)害虫による住宅被害の確認。

前項「2」のチェックと併せての調査項目となりますが、「害虫(シロアリ、キクイムシなど)による建材の劣化」などが見つかったときには、状況を確認、報告対象要素といたします。

4)住宅診断の結果報告書(議事録)の作成。

基本的な「診断結果」は、調査を行った当日、現地にて、ご依頼者様に口頭にてお話させていただきます。

その上で、調査後数日以内に、議事録としての「住宅診断結果報告書」を送付(PDF資料をメール添付にてお届け)させていただきます。

 

戸建住宅の「土地環境」診断の概要。(調査要素)

今、家が建っている「土地」の特性及び「土地環境」の特性は、なるべく早い段階で知っておいた方が良い要素です。

特に、「どんな自然災害の可能性があるのか?」「どのような地震活動に対して、注視が必要なのか」などを知っておくことは、末永く、安心して暮らしていく上でとても大切な要素となるものです。

1)自然災害リスク診断

事前に、住宅立地の「地盤関係情報(主に、地盤の強弱度合)」を入手した上で、実際の土地環境状況を調査いたします。

その上で、下記要素(自然現象)に対する、「自然災害リスク」を検証いたします。

  • 地震活動(どんな地震活動に対して、注意が必要なのかを具体的に検証。)
  • 土砂崩壊(地盤変位、斜面地の崩壊など)
  • 火山活動(どんな噴火活動に対して、注意が必要なのかを具体的に検証。)
  • 水害の可能性(豪雨災害、河川洪水、津波など)
  • 液状化の可能性(地盤資料)

特に、「地震活動」に関しては、居住地周辺の「活断層の有無、活断層での地震の影響」及び「プレート境界型地震による影響程度」などを診断の上、お伝えさせていただきます。

 

2)自然災害リスク調査書の作成。

現地調査を行った後日(三日以内)、あらためて「自然災害リスク調査書」を送付(PDF資料をメール添付にてお届け)させていただきます。

ただ、現地調査にて、判断できた要素については、なるべく当日に口頭でもお話させていただきます。

戸建住宅「劣化状況」「土地環境」診断サービスの対象地域及び費用。

戸建住宅「劣化状況」「土地環境」診断サービスの対象地域は以下となります。

  • 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県(東京近郊のみ対象)
  • 静岡県(出張費有り)

戸建住宅「劣化状況」「土地環境」診断サービスの費用は、下記要素をすべて含んだ内容となります。ただし、『静岡県』のみは、別途、「出張費(高速料金代相当)」をいただく形となります。

  • 住宅劣化状況診断
  • 住宅土地環境診断
  • 住宅劣化状況診断報告書(議事録)の作成・提出
  • 自然災害リスク調査書の作成・提出
  • 消費税
  • 交通費
■診断費用
・¥60,000円。(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県一部)
・¥60,000円+出張料。(静岡県)

通常、中古住宅の売買時における「住宅診断(既存住宅状況調査)」を「¥60,000円(税込み)」で行っています。

今回の新たなサービスは、その上に、「自然災害リスク診断(土地環境診断)」が付加されての同費用ですので、かなりお得な内容となっているものと思います。

当サービスに関する、お問合せ・ご依頼は下記メールフォームより、ご連絡いただければと思います。

戸建住宅「劣化状況」「土地環境」診断サービスのご依頼フロー

同サービスに関する、お問い合わせ後、「サービスのご依頼」を受けてからの流れとしては、下記の要な形となります。

  • 1.サービスのご依頼。

    サービスのご依頼はコチラのメールフォームからお願いいたします。

  • 2.「受託」のご返信。

    「日時」の調整などを含めて、今後の段取り(費用の振込先など)に関するメールを送付いたします。

  • 3.「費用」のお振込み。

    指定口座宛に「費用」をお振込みいだたければと思います。入金確認時点で、「本予約」とさせていただきます。

  • 4.診断当日、ご自宅へお伺いいたします。

    診断当日、ご自宅にお伺いいたします。「調査可能な場所(お部屋など)」をまずは、お伺いいたします。

  • 5.調査の開始。

    「調査」を開始いたします。「当日の天候」や「住宅状況」によって、調査時間は変動いたします。概ね「1.5時間~3時間程度」をご予定しておいていだたければと思います。

  • 6.「診断結果」の報告及び質疑応答。

    調査が終わりましたら、「診断結果の報告」をさせていただきます。また、ご依頼者様からのご質問などにお答えしたいと思います。

  • 7.「調査報告書」の送付。

    調査後日、「三日以内」を目安に、「住宅診断結果報告書(議事録)」「自然災害リスク調査書」を併せた、調査報告書を送付させていただきます。これで、一連の業務完了となります。

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