地震の影響を予知!居住地の「地震の揺れ具合」を予知する3つのポイント。

地震予知

地震予知!揺れの影響。

”地震予知”とは?!

私が、言葉の使い方として、原則的に「地震予測」「地震予知」「地震予言」をそれぞれどのように捉えているか、理解しているかに関しは、こちらの記事(「地震予測」「地震予知」「地震予言」の違いとは?!)に記している通りです。

ただ、一般的な言葉の意味として、大辞林などでは

地震が発生する前に,その地震の発生場所,時期およびマグニチュードを予測して発表すること。予知の期間に応じて,長期予知,短期予知,直前予知等に分けられる。

などと記されており、簡単に言うと「地震予知=地震を予測すること」として、使われていることが多いようです。

でも、私は、「地震予測」と「地震予知」はそれぞれ異なる意味を持つ言葉として、捉えたいと思っています。

”地震予知”をもう少し広義に捉えてみたいと思います。

「地震予知」という言葉を「地震発生を予め知る(予知夢など)」といった要素だけでなく、もう少し広義ら捉えてみたいと思っています。

それが『地震の影響度合いを知る(地震影響の予知)』ということ。

地震の揺れによって、今、住んでいる地域が実際に、「どのような影響を受けるのか」などを予め知ることをもうひとつの”地震予知”要素としたいと思います。

まず、今回は、そんなひとつの要素として、今住んでいる居住地の「地震による揺れの影響度合いを予知する3つのポイント」をご紹介したいと思います。

地震による揺れの影響度合いを予知する3つのポイント。

どの地域においても内陸断層型地震が発生する可能性があるのが、日本の自然環境特性のひとつです。

しかし、地震が発生する頻度は、地域によって、バラツキがあるのも事実。同時に、「地震の揺れによる影響」も、影響があまり無い地域もあれば、逆に、それほど大きな規模の地震ではなくとも、揺れの影響が大きい地域も存在しています。

そこで、そんな「地震の揺れによる影響程度」を予知する3つの要素をご紹介したいと思います。

これは、実際に私が、建築士の仕事などにおいても活用しているポイント。簡単に知ることが出来る要素を取り上げてみたいと思います。

1)電柱列が真っすぐとなっているかどうか!

居住地周辺を散歩でもしている時に、ちょっと気にかけて観察してみていただければと思うのが、「電柱」です。

”電柱”は列を成して並んでいるものですが、そんな電柱列がまっすくにならんでいるのか・・それとも、斜めになっている電柱が何本かあるのか・・それを観察してみてください。

まあ、新しい電柱列よりも、古い電柱列があるようなら、そちらを観察対象とするといいかと思います。

『電柱列が真っすぐに並んでおらず、斜めになっている電柱も何本か存在』しているようなエリアでは、地震の揺れによる影響大と判断。そのような地域では、「地震規模と比較して、揺れの影響が大きくなりやすい」と予知することが出来そうです。

このような地域では、地震の揺れによって、「住宅の傾き」なども生じやすい傾向があるものと推察することも出来ます。

2)住宅前の道路が波打っていないか?マンホール周辺のひび割れの有無。

単純に言うと、地震の揺れによる影響が大きい土地環境では、「道路」に影響が表れていることが多いんですね。

丘陵地などの”近道”とは、上手く区別してほしいのですが・・。「道路が平ではなく、全体的に波打っている状態の場所が多い」ときには、その地域は地震による揺れの影響を受けやすい地域と予知することが出来ます。

また、「道路のマンホール周辺」も注目してみてください。「マンホール周辺の道路にひび割れが存在しているかどうか?」がポイントとなります。

”ひび割れが目立つ”ようなら、そのエリアは、地震の揺れの影響が大きい可能性があると予知することが出来ます。

ただし、「道路の起伏」「道路のひび割れ」は、”地震揺れ”以外に”地盤沈下”の影響を示す要素ともなります。直接的な要因が、”地盤沈下”の可能性があるということ。

とはいえ、”地盤沈下が生じているエリア”は、やはり地震の揺れを拡大させやすい土地(地盤)状況と言えますので、いずれにしても、地震の揺れの影響を受けやすい地域と予知できるのです。

3)古いブロック塀を観察。ひび割れの有無を確認しましょう。

なるべく、昔から存在しているような「古いブロック塀」があったら、観察してみましょう。

ブロック塀にひび割れが多く存在しているのがとうか・・沢山、ひび割れが目立つようなら、地震の揺れの影響大と予知することが出来そうです。

特に、ブロック塀に「斜めのひび割れ」があるようなら、地震の揺れの影響大かと。ご近所の住宅・マンションの外壁状態(ひび割れの有無となど)も、参考対象となります。

まとめ:生活環境・自然環境の中に沢山の情報が存在しているということ。

自分が住んでいる地域が、地震の揺れに強いのかどうか・・・ほんの一部をご紹介しましたが、生活環境・自然環境を興味を持って(注意深く)観察してみると、そこには、自然現象の影響を示す要素が沢山存在していることがわかります。

仕事からの帰り道・・何も考えることなく、ただただ、帰宅を急いでいれば、ちょっとした「季節変化」にも気が付かないまま、月日が流れっていってしまいます。

でも、もっと日々の生活で「五感を十分活用する」ことを心がけていれば、ちょっとした季節変化にも早々に気がつくもの。

天候・自然現象などもそんな習慣の延長線上で気が付くことが出来るとともに、予兆を感じることができるものなのです。

”五感をもっと活用すること”が自然との共生を育む上での基礎要素と言えるのかもしれません。

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