何故、地震を”怖い”と思ってしまうのか?!

地震・火山活動の話

恐怖

大地震が発生した後は、多くの人が地震に対する恐怖心を抱くものです。それは、ある意味当然のこと。その後、時間が経過する中で、大半の人は、徐々に地震に対する”恐怖心”が薄れていくこととなります。

ただ、中には、地震の発生に関わらず、日常的に地震への恐怖を感じてしまう人もいるもの。今回は、『地震と恐怖心』に関して、お話をしてみたいと思います。




”恐怖”の源は、「命が失われるかも」という思い。

恐怖心基本的に、”恐怖心”の根源となっているのが・・。

「命が失われるかもしれない」

という思いです。これは、すべての”恐怖心”に共通してかならず存在している要素だと思うんですよね。

”地震”に対して、恐怖を感じてしまうのも、その根源に”命が失われるかもしれない”という思いがあるからです。単純に言ってしまえば、地震を過度に恐れてしまう人は、その思い(命の消失)が強く、逆に、地震を特別恐れないという人は、”命が失われはしないだろう”という思いが勝っていると言うことが出来そうです。

”未知なる要素”へ対する恐怖心。

もうひとつ、”恐怖心”を創出する根源的要素のひとつが、「未知なる要素。(自分が理解できない出来事)」です。

・今、何が起きているのかわからない・・。
・現状が理解できない・・。
・いったい、この後、どうなるんだろぅ・・。

など、自分で理解できない要素が多ければ、多いほど・・”恐怖心へと繋がっていくこととなるんですね。

この”未知なる要素””理解できない状況”の先には、最初にお話した、「命を失うこと」にも繋がっていくわわけです。

地震に対する”怖さ”を軽減させるためのポイント

地震活動が人に”怖さ”を感じさせやすい要素となっているのは、上記に記した2つの要素(命が失われるのでは?+未知なる状況)が存在しているからなんですね。

*地震活動によって、命が失われる

と思っているほど、日常的に地震に対する恐怖を感じることとなりますし・・。

*地震活動に関する情報・知識が少ないほど

地震が訪れてきたときに、恐怖心が高まりやすくなってしまうのです。

特に、後者の要素が”地震活動”ならではの特徴とも言えるように感じています。

「台風」や「雷」といった自然現象の場合は、大体、どの程度の出来事が生じてくるのか・・多くの方がイメージできるものですよね。

でも、地震活動に関しては、”揺れ”を感じた時点から・・

・どの程度の”揺れ”が来るの?
・どのくらいの時間、揺れ続けるの?

といったことが、未知数となりやすいわけです。ですから、実際には、「震度2程度」の地震であったとしても、「これから、大きな揺れとなっていくのでは・・」と多くの方が瞬時に考えてしまうのです。

自然現象の中でも、地震活動は『未知なる要素』が多い(未知なる要素を感じやすい)自然現象であるが、ゆえに、”怖い”という感情を抱きやすいのです。

で・・あるならば。地震に対する過度な恐怖心を軽減させることも可能となるもの。

それが、「地震活動にて、直接的に命を失う確率は低いものであること」をしっかりと認識するようにし、そして「地震の未知なる要素を事前に把握しておく」ことが、地震への恐怖心を軽減させる効果的な要素となるのです。

”恐怖心”を生み出す、根源的な要素を無くしておけば良いわけですからね。

現代住宅であれば、基本的に一回の地震では”倒壊”しないものです。

まず、基本として認識しておいていただきたいのが、少なくとも現代の住宅・建物であれば、「震度6強」くらいまでなら、一度の揺れで倒壊することは、ほとんど無いということです。

地震の揺れにて、直接的に命を失ってしまうケースとなるのは、

・家が倒壊してしまうこと。
・落下物によって、損傷(頭部への損傷など)を受けたり、下敷きとなること

により、もたらされます。

現代住宅(耐震強度のある)であれば、家が倒壊してしまうことは、ほとんどありませんので、家の中で、危険な落下物が無いような環境を整えておけば、地震の直接的な影響によって、命を失うことは無いわけです。

「家具の固定」「落下物の無い状況」を創出しておくことは、地震に対する過度な恐怖を生じさせないことの第一歩となるわけです。

先ほど、”震度6強”程度までなら、住宅は倒壊しないとお話しましたが、土地環境が良好なら、”震度7”でも倒壊せずに済むものですからね。

ただ、逆に住宅が倒壊してしまうケースは何かというと

・住宅が丁度、断層帯の上に位置している場合。
・過去に住宅が地震によるダメージを受けており、住宅の強度不足となっている場合。
・住宅がガケ地に立地している場合。
・隣接建物が強度不足。隣接建物の倒壊の影響を受ける場合
・複数回、大きな揺れを受けてしまった時

が対象となります。

例えば、「熊本地震」にて、倒壊に至った住宅の大半は、「断層帯の上に位置していた住宅」でした。

どんなに住宅の強度が高くても、土地に断裂が生じてしまっては、住宅の倒壊を招くこととなりうるものですからね。”土地環境”がとても重要な要素となるものです。

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また、熊本地震においては、”震度7”程度の揺れを二回も受けたことが、住宅の倒壊を招く要素となりました。一度目の”揺れ”時点では、住宅の倒壊は少なかったようですが、二回目の大きな揺れで住宅倒壊が促進されたケースとなります。

地震の未知なる部分を軽減するための”地震予測”

地震が来たときに感じる不安・・。

「どの程度の揺れが来るのか? 大きな揺れになっていくのでは?」

といった未知なる要素を無くすことが出来れば、地震に対する恐怖心も軽減されていくものと思っています。

実は、そのために有効な要素となるのが『地震予測情報』なのだと、私は思っているんですね。

日頃、”心構え””心の準備”に役立てていただければという表現を使っていますが、アバウトでもいいので、「どの程度の規模の地震が来る可能性があるのか」を事前に知っておくことが、実際に地震が来た時の不安(恐怖心)を軽減してくれることに繋がるものと考えているのです。

事前に地震予測情報として、例えば「M4.5~M5.5程度」という内容があったとすれば、それを認識していることによって、実際に揺れが来たときに、「大きくても、M5.5程度の地震がも」と思うことが出来るようになるんですよね。

そう、思えるだけでも”未知なる要素”は、かなり軽減されますので、結果として”地震に対する恐怖心”も軽減されるものと思っているのです。

私が地震予測情報を発信しているのも、少しでも地震に対する恐怖心が少なくなれば・・という思いがあってのこと。地震活動という自然現象は、”津波”などとは違って、避難すべき要素ではありませんので。

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地震予測情報は、避難目的のためではなく、恐怖心を少しでも軽減することに、お役立ていただければと思っています。

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2018年11月28日地震・火山活動の話地震活動,恐怖

Posted by poppo